ハワイで学んだこと

日本にまだ馴染みのないDVについてシェアしていきたいと思います!

知らなかった「アメリカのDV問題」

アメリカのDV(Domestic Violence)または家庭内暴力はとても大きな問題になっています。日本でもまだDV問題について徐々に知られてきていますが、アメリカではたくさんの人が認知しておりDV被害者のためのNPOもたくさんあります。

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 3人に1人の女性、または4人に1人の男性がDV経験

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アメリカでは3人に1人女性が親密な相手によってDV経験をしています。そして男性は4人に1人が経験しています。多くの方がDVの被害者は女性だと思いがちですが、実際こんなにも男性の被害者もいます。アメリカでは同性結婚も州よっては認められているので男性が男性に家庭内暴力をふるうこともあります。また、女性が女性にDVといったこともあります。

 毎分15件の相談電話
アメリカではDVの相談電話を受けているホットラインまたはヘルプラインといったサービスがあります。およそ1日の電話での相談は21,000件と統計が出ています。

 15%の凶悪犯罪は親密な相手からの暴力
パートナーからの暴力はなかなか警察を呼べる勇気がなかったり、被害届を出すようなことができない場合が多いいです。なので、実際は15%以上パートナーからの凶悪犯罪は怒っていると思います。

 家に銃があれば500%の殺人リスクが増加
アメリカは銃社会とよく知られている通り、たくさんの人が家に銃を保持しています。なので、暴力がある家庭に銃があると大変殺人のリスクが上がります。怒りのコントロールができない人が銃を持っていることを想像するだけでも怖いですね。ちなみにハワイでは銃よりもナイフでパートナーを殺めてしまった事件が多いいです。

 92%の無理心中被害者が女性
72%が親密な相手との無理心中の全体を占めている。その中での多くの被害者が女性です。それは相手が被害者に巧みな言葉を使って考え方をコントロールしたり、攻め続けることで、被害者は自分のせいだと思い始めることによって起こってしまうのだと思います。